標準の文字入力機能「POBox Plus」を使いやすく設定
Android搭載のスマートフォンでは、文字入力の状態になると画面下にソフトウェアキーボードが表示され、文字入力および日本語変換などが行える。
Xperia Z3でもスムーズな文字入力が可能だが、これは「POBox Plus」と呼ばれる高性能な日本語入力システムが標準搭載されているおかげだ。POBox Plusはカスタマイズ性が高いのが特徴となっており、設定次第でより自分が使いやすい状態にすることができる。
設定の更新は、キーボード上の「ツール」キーからすぐにできるようになっている。例えば、数字や日本語の入力はガラケー式のテンキー入力で、アルファベット入力はPCキー入力でと、文字種ごとにキーボードを使い分ける設定は、「キーボード一覧設定」ですぐに切り替えられる。メールアドレスやパスワードなどでアルファベットと数字が混在した文字列を使うことが多いなら、「PCキーに数字段を追加」の設定がオススメだ。
電車内など、片手がふさがった状態で使うことが多いなら、片手の親指で無理なくタッチできる範囲にキーボードを表示する「片手キーボード」が使いやすい。またテンキー入力では、初期状態はフロックとトグルの両対応となっているが、どちらかに固定することもできる。見た目にこだわりたい人の為に、「キセカエ」機能が標準で用意されているのも嬉しい。
自分好みのキーボードに調整しよう
1・キーボード上部にあるツールボタン
キーボード上部にはツールボタンが表示。右端のオプションメニューボタンで、更にメニューを表示できる。ツールボタンが表示されている場合は、キーボードの「ツール」をタップする。
2・キーボード一覧設定を使う
「キーボード一覧設定」では、数字、英字、日本語と、入力する文字種ごとに、キーボードを簡単に設定できる。
3・PCキーボードに数字段を追加する
手順2の「キーボード一覧設定」で「PCキーに数字段を追加」にチェックを入れると、キーボード上段に数字キーが表示されるようになる。
4・片手キーボードを利用する
片手の親指が届く範囲にキーが寄って表示されるモード。空いたスペースの[<]や[>]をタップすれば、左手用、右手用に変更できる。
5・フリックやトグルに固定する
オプションメニューボタン(3つのドットのアイコン)をタップし、[設定]→[キーボードとサウンド]→[入力方式]で、テンキー入力時の入力方式を選択できる。
6・キセカエで雰囲気を変える
オプションメニューボタンの[キセカエ]では、キーボードの外観を変更できる。Playストアーからもダウンロードできるので、お気に入りのデザインを見つけよう