個人情報と結びつかないSIMカードを使う
通話が可能なスマホや携帯電話にSIMカードが挿入している。日本で携帯電話契約の際には身分証が必要だが、SIMカードには通信キャリアより割り当てられた電話番号のほか、このおような端末契約の際に提出する個人情報も間接的に結びついていることになる。
しかし、Amazonなどで入手できる中華製のプリペイドカードSIMには、個人情報の提示なしで購入できるものがあり、日本国内でも使用が可能だ。つまり、スマホのSIMカードをこの中国製SIMに差し替えることで、利用者の情報を隠して通話や通信が可能な、個人情報と結びつかない匿名回線を所有できてしまうのだ。
ただし、一般的な国内端末は通信キャリアの異なるSIMは動作しない。制限のない「SIMフリー」端末はオークションで購入するか、手持ちの端末を改造して手に入れる必要がある。
スマートフォンのSIMカードを中華SIMに差し替える
1・電源を切り中華SIMを挿す
端末の裏蓋を開けた中にあるSIM挿入口へ購入したSIMを入れる。一旦電源を取る必要がある場合もある。
2・アンロックを実行する
電源を入れ、電話アプリで特定のコードを入力し、SIMフリー化の改造「アンロック」を実行。コードは端末によって異なるのでネット検索などから見つけよう。
3・モバイルネットワーク設定からAPNを指定する
システム設定の画面を「接続」タブ→「その他のネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「APN」と進む。「メニュー」→「新規APN」をタップ。続く「APN」の欄に、購入したSIMに対応するURLを入力し、設定を保存する。
4・使用言語を英語に設定
最初は、言語が中国語になっているので、指定番号に発信することで英語表示に変換可能。
5・通信開始用の電話番号を発信
休止状態かた、通信を閲覧を開始するため、上記の番号を入力し再び発信。APN設定がうまくいっていれば、SMSを受信する。これで通信は有効になる。
6・発着信とデータ通信のテストを実施
他の携帯に電話をかけて発信番号を確認すると、中国の携帯電話番号になっている。また、データ通信のIPアドレスの変化しているのを、IP表示サイトにアクセスして確かめることができる。
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