臨機応変に複数の手段を使い分けよう
スマホユーザー同士で連絡先を交換する機会に備えて、いくつかのメジャーな交換方法とその操作手順を覚えておこう。まず、相手が比較的新しめのAndroidスマホユーザーなら、標準機能の「Android Beam」を利用するといいだろう。
この機能を有効にしておけば、連絡先アプリで自分の項目(事前に登録しておくこと)を表示して、相手のスマホと背中合わせにくっつけるだけで簡単に連絡先の共有ができるのだ。
相手がiPhoneやAndroid Beam非対応機種の場合は、QRコードを使った方法が一般的だ。自分の連絡先情報を記録したQRコードを作成して、相手の端末で読み取ってもらうのがいいだろう。
QRコードに生成や読み取りは「QRコードスキャナー」をインストールして利用するのがオススメだ。
なお、Xperia Z1では赤外線通信による連絡先交換も行えたが、新機種のXperia ZL2では残念ながら赤外線通信機能自体が削除されている。そのため、ガラケーとの連絡先交換でもQRコードを介してやりとりするのがベストだ。
Android Beamで連絡先を交換する
1・NFCを有効にしAndroid Beamをオン
「設定」の無線とネットワーク欄にある「その他の設定」→「NFC/おサイフケータイ設定」をタップ。
2・連絡先を表示し端末同士をタッチ
連絡先アプリで相手に送りたい項目を表示し、相手のスマートフォンと背中合わせにくっつける。もちろん、相手のスマートフォンでもAndroid Beamを有効にしておく必要がある。
3・画面をタップして連絡先を送信する
スマホ同士をくっつけて、表示されたらすかさずタップしよう。これだけの操作で相手に連絡先が送信される。
QRコードを利用した連絡先の交換
1・QRコードスキャナーを起動する
「QRコードスキャナー」を起動したら、「共有」→「連絡先を共有」をタップしよう。連絡先一覧が表示されるので、QRコード化したい連絡先を選択する。
2・連絡先のQRコードを生成する
これでQRコードが生成される。この画面を相手の携帯電話やスマートフォンなどで読み取ってもらえば、連絡先の共有が可能だ。
3・QRコードから連絡先を読み取る
相手のQRコードを読み取りたい場合は、QRコードスキャナーでスキャンして「連絡先を追加」をタップ。「新規登録」で連絡先を登録できる。